医院(クリニック)開業のための物件選び
医院開業を成功させるためには物件選びが重要です
愛知・岐阜県民は、堅実であり、土地は貸しても建物を建てて
貸すリスクは負いたくありません。
また、土地は代々受け継ぐものであるため、基本的に売却は
しません。利回りは求めておらず、固定資産税を払えればよいという
考えが根付いています。
従って、土地オーナーに相続などが発生しない限り、売却物件は
なかなか出てきません。
土地は買うのが正解か?
借りるのが正解か?
開業の年齢が、30代、40代、50代での開業で、
開業後20年以上継続できる医師は一定以上の投資が
可能です。
もちろん、金融機関からも同様に判断されます。
開業に最も資金が必要とされるのは
①土地の購入
②建物の建築・内装
③医療機器・検査機器
などがあります。
医療機器、検査機器を購入すべきか否かは診療圏と
周辺今日ご湯の機器設置状況、並びに利用状況から
損益分岐点を導き、購入するかリースによる設置にするかを
判断します
土地建物を購入すべきかテナントを利用すべきかの判断に
関しては、医療機器・検査機器のようにロジックでは
判断できません
関東圏や関西圏はテナント・建て貸し・借地・土地購入と
いった様々な選択肢がありますが、中部圏では駅周辺は
テナント、郊外は借地か僅かな土地購入の他に
可能性は見出しにくいです
医院の必要面積も考えなければなりません
医院の必要面積は
①見込み患者数
②標榜科目数
③医療機器・検査機器の設置数から判断します
どの科目での開業であっても
居住人口が多く、駐車場が備わっていて、きれいな建物、
最低必要面積以上が確保できれば患者が来やすいと言えます
以上のことからクリニックの物件決定には
①医師の年齢
②スキル
③検査機器
④周辺人口構成
⑤競合医院の設備、患者受付状況
などの分析とそれに基づく事業収支の妥当性が求めれれます。